裏紙的評価 ★★★☆☆
3行あらすじ
- 主人公将也は小6のとき、耳が不自由な少女硝子をいじめて、クラス内告発されて逆にいじめられる
- 成長した将也は、いじめの罪を償う気で自殺を計るが、その前に硝子に会いに行き再会の約束をすることで自殺をやめる
- 硝子と良好な関係になり友達もできるが、また壊してしまい、それを自分のせいだと思った硝子が自殺を計る
↓ブレ過ぎてびっくりした。
映画 聲の形 the shape of voice 監督 山田尚子 脚本 吉田玲子 原作 大今良時（講談社コミックス刊） 出演者 入野自由
早見沙織
悠木碧
小野賢章
金子有希
石川由依
潘めぐみ
豊永利行
松岡茉優音楽 牛尾憲輔 主題歌 aiko
「恋をしたのは」撮影 髙尾一也 制作会社 京都アニメーション 製作会社 映画聲の形製作委員会 配給 松竹 公開 2016年9月17日
上映時間 129分 製作国 言語 日本語
引用：Wikipedia
久しぶりに劇場に足を運んだ。
嫁と二人で、14日の東宝シネマズデーね。
嫁と二人だと観る映画は気を遣う。
アクションものやSFには興味がない人。
前から観たかったものではあるけれど。
原作は漫画みたいやね。
2011年と最近の漫画。
作者は大今良時さん、女性。
さて、感想を一言で言うと、
植野ちゃんと川井ちゃんキモス
登場人物紹介です。
- 典型的なカマッテチャンの植野ちゃんは普通にウザい幼馴染み。
- 自分が可愛くて他人が全て悪い典型的嫌われ女子の川井ちゃんもウザい幼馴染み。
- 真柴君は目がキモい高校からの友達でキモ川井の彼氏。
- 佐原さんはシュッとして見た目変わったのに、中身は劣化した残念女子。
- 永束君だけが一気通貫で良いやつキャラだけど髪型がキモいので全部おじゃん。
- ゆづるちゃんは可愛いけど頭悪すぎシスコン、だけどカメラ趣味は共感できるので個人的にはアリ。
- 将也の母は金髪だけど子に理解がある良い人で、息子が必死に稼いだ170万円を燃やしてしまう。
- しょうこの母は怖い人だけどきっちりするところはしててジャパニーズ土下座を披露する。
- 主人公将也は、好きな子をいじめちゃういたって普通すぎる男の子だったのに相手が悪かった。やり過ぎなければ普通の初恋やったのにねぇ。
- ヒロイン硝子は耳が聞こえないけど、親の教育方針で普通の生活してる女の子で、異常に天然で善人。
この話、登場人物が一貫してブレナイのが凄い。
植野ちゃんとか小学校時代からずっとカマッテチャン。
川井ちゃんも小学校時代から自分は悪くなくて他人が悪くて、自分の一言が最後のトリガー引いてる。
硝子もずーっと天然善人。
永束君はずっといい奴だし。
将也だけが最初から最後までで二転三転とキャラクターチェンジする。
キャラクターはともかく、聴覚障害やいじめ、自殺を主題に置いた社会派のアニメっすね。
子供には見せたい気持ちと見せたくない気持ちと半々。
ちょっと、取り扱う題材が重いのが多くて、観るのがつらい部分も…。